2025年9月例会

日時:9月20日(土)午後3時~5時
場所:杏林大学井の頭キャンパス D棟215教室
報告者:北村孝一会員
テーマ:ことわざ研究の新たな可能性を探る
    --NDL Ngram Viewerを使ってみて--
NDL Ngram Viewerは、国会図書館が近年はじめたサービスで、OCRでデジタル化したデータ(図書約97万点及び雑誌約132万点などのOCRテキストデータ)をベースにキーワード(複数も可)で検索し、頻度を刊行年ごとにグラフ化できるものです。たとえば、「猫に小判」と「豚に真珠」の出現頻度(縦軸)を刊行年(横軸)でグラフ化し、両者の折れ線グラフを色分けして表示することが誰でも簡単にできます。
今後の研究の有力なツールとして視野に入れる必要があると思われますので、ことわざの研究の具体例に即してテストし、その可能性と使い勝手、留意点などについて報告します。

『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑』

マンガでわかる すごい! ことわざ図鑑 〈試験に出る〉

このたび、北澤篤史会員が、講談社より『世界のふしぎなことわざ図鑑』を上梓されました。
(北村孝一会員が監修をしています)

出版社の紹介ページをご覧ください。

また、『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』も上梓されています。
(大島中正会員が監修をしています)
併せて、出版社の紹介ページをご覧ください。

ことわざフォーラム2024

”ことわざフォーラム2024”を下記の通りご案内いたします。

日時:12月8日(日)午前10時~午後5時
会場:杏林大学井の頭キャンパス

※対面とリモート中継を併用したハイブリッド方式で開催します。
会員以外の方のご参加を歓迎いたします。(どなたでも参加費は無料です。)

▼研究発表(10:00~)
【八木橋宏勇会員】
ことわざの鮮度はいかに保たれるか?
【玉村禎郎会員】
仏教思想を背景にもつ教訓の発達
【大島中正会員】
ことわざの二次的用法を分類する
【鄭芝淑会員】
『語法会話朝鮮語大成』のことわざについて
【北澤篤史会員】
備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵

(昼食休憩)(12:05~ ことわざ学会総会)

▼ワークショップ(13:00~)
「ミニマムで学ぶ世界のことわざ」
星野弥生会員(スペイン語)、鄭芝淑会員(韓国語)、千野明日香会員(中国語)

▼講演会(14:00~)
村山貢司氏(気象予報士)
「温暖化で変わる暮らしと天気のことわざ」

▼シンポジウム(15:00~)
「災害とことわざ」
パネリスト:
尾崎光弘会員、永野恒雄会員、北村孝一会員

『世界のふしぎなことわざ図鑑』

320のことわざで 世界が見渡せる 世界のふしぎなことわざ図鑑

このたび、北村孝一会員が、KADOKAWAより『世界のふしぎなことわざ図鑑』を上梓されました。
(ことわざ学会員の協力もあったということから「協力/ことわざ学会」となっています)

80の日本のことわざについて、その説明だけではなく、世界の様々な国で使用されている同様のことわざが挙げられています。

豊富なイラストにカラフルなページ、子供向けだけに簡潔な説明が大人にも分かりやすくなっています。

出版社の紹介ページをご覧ください。