作成者別アーカイブ: kotowaza

2025年2月例会

日時:2月21日(金)午後3時より5時
場所:南大塚地域文化創造館第3会議室※(豊島区南大塚2-36-1)
報告者:北村孝一会員
テーマ:昔話「話千両(話買い)」のことわざをめぐって

「話千両」は、青森から沖縄まで広く流布し、バリエーションも多い昔話です。粗筋は、出稼ぎに出た男が、帰郷する際に稼いだ金を全部はたいて「話(じつは、ことわざ)」を三つ買い、そのことわざによって道中の危難を潜り抜け、無事自宅までたどりつきます。そこで妻の不貞を疑って殺意をいだきますが、これもことわざを思い出すことで、あやめずに済むというのが基本です。この昔話は、類似のものがヨーロッパや中国・韓国などにもあります。それらを含めて、この昔話に出てくることわざにスポットを当て、あらためてその内容を検討します。

※会場の南大塚地域文化創造館は、大塚駅南口から徒歩5分。三菱UFJ銀行前の横断歩道を左に渡り、右折して〔新大塚方向に〕少し行き、りそな銀行前の信号を越えてすぐ左に見える屋外階段を上った2階です。(北大塚の区民事務所とは異なりますので、ご注意ください。)

『マンガでわかる すごい!ことわざ図鑑』

マンガでわかる すごい! ことわざ図鑑 〈試験に出る〉

このたび、北澤篤史会員が、講談社より『世界のふしぎなことわざ図鑑』を上梓されました。
(北村孝一会員が監修をしています)

出版社の紹介ページをご覧ください。

また、『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』も上梓されています。
(大島中正会員が監修をしています)
併せて、出版社の紹介ページをご覧ください。

ことわざフォーラム2024

”ことわざフォーラム2024”を下記の通りご案内いたします。

日時:12月8日(日)午前10時~午後5時
会場:杏林大学井の頭キャンパス

※対面とリモート中継を併用したハイブリッド方式で開催します。
会員以外の方のご参加を歓迎いたします。(どなたでも参加費は無料です。)

▼研究発表(10:00~)
【八木橋宏勇会員】
ことわざの鮮度はいかに保たれるか?
【玉村禎郎会員】
仏教思想を背景にもつ教訓の発達
【大島中正会員】
ことわざの二次的用法を分類する
【鄭芝淑会員】
『語法会話朝鮮語大成』のことわざについて
【北澤篤史会員】
備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵

(昼食休憩)(12:05~ ことわざ学会総会)

▼ワークショップ(13:00~)
「ミニマムで学ぶ世界のことわざ」
星野弥生会員(スペイン語)、鄭芝淑会員(韓国語)、千野明日香会員(中国語)

▼講演会(14:00~)
村山貢司氏(気象予報士)
「温暖化で変わる暮らしと天気のことわざ」

▼シンポジウム(15:00~)
「災害とことわざ」
パネリスト:
尾崎光弘会員、永野恒雄会員、北村孝一会員

『世界のふしぎなことわざ図鑑』

320のことわざで 世界が見渡せる 世界のふしぎなことわざ図鑑

このたび、北村孝一会員が、KADOKAWAより『世界のふしぎなことわざ図鑑』を上梓されました。
(ことわざ学会員の協力もあったということから「協力/ことわざ学会」となっています)

80の日本のことわざについて、その説明だけではなく、世界の様々な国で使用されている同様のことわざが挙げられています。

豊富なイラストにカラフルなページ、子供向けだけに簡潔な説明が大人にも分かりやすくなっています。

出版社の紹介ページをご覧ください。